四ッ谷遊泳塾だより

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2004年5月6日 八ヶ岳にて

辺り一面の菜の花畑は“感動の瞬間”

2004年8月1日 No.17号

感 動 を 得 る に は !

今年の7月16〜19日にジャパンマスターズ大会が東京辰巳国際水泳場で行われた。マスターズ大会では一番大きな大会で多くの人が参加をする。その為日本を代表する選手も集り、普段お話が出来ない人達の経験や考え方を聞く事が出来る場所でもある。

3〜4年前の事ですが、ジャパンマスターズ大会50m平泳ぎで世界新記録を出した田嶋俊雄さんとお話をする事が出来ました。田嶋さんは元JEXER四谷の会員で定年後、郷里の大阪に戻り暮らしております(現在KSC鳳所属)、当時75歳区分で50m平泳ぎ40.38秒(現在も世界記録)、いまだに破られておりません。70歳区分の記録39.15秒(1995年記録)は昨年まで日本記録を保持していましたが、今年のジャパンマスターズ大会で破られましたが凄いです。

田嶋さんは、毎日スプリングの付いたソフトダンパーを1分間行うが、最後の10秒間はダッシュのつもりでスピードを上げる、その練習を5回行い身体を鍛えているそうです。肌もつやつやして75歳を超えた人とは思えない感じでした。お話をしていると、何だか勇気をもらったような気分になり、私も同じソフトダンパーをすぐ購入してしまいました(現在は、家でほこりをかぶっています)。

だが今年のジャパンマスターズ大会にはエントリーをしていなかったのです。どうしたのでしょうか、何かあったのか?ちょっと気掛りです。

又次のジャパンマスターズ大会では、葉室鐵夫さん(ベルリンオリンピック200m平泳ぎ優勝)の奥さん(三千子さん、KSC鳳所属)と娘さんにお話をする事が出来ました。奥さんの三千子さんは平泳ぎと背泳ぎに昨年の実績が残っております。今年85歳で長水路(200m平泳ぎ5:35.82)世界新記録を出しました、何と素晴らしい事でしょう。ジャパンマスターズ大会の昼食時、辰巳の食堂で偶然テーブルが一緒になり、お話をする事が出来たのです。積極的で前向きで旦那様(葉室鐵夫さん)の泳ぎを解析している様子は光り輝いていました。またまた元気をもらってしまいました!

皆さんも大きな大会に出かけると、世界的レベルの人、日本を代表するような人と、お話が出来るかもしれません、そこで意外な感動を得る事があると思います、積極的に大会には参加をしましょう。

四ッ谷遊泳塾編集部A

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